星空を撮影してみる

Youtubeなどでにはたくさんの星空のタイムラプス動画が公開されていて人気があります。星空は動きが緩やかで、タイムラプス動画にもってこいの被写体です。街中ではなかなか撮影することが難しいですが、少し山の中や郊外へ行けば、星空を見ることができます。また、都心でも、雲のない日であれば、明るい星は見ることもできます。
今回は星空のタイムラプス動画を撮影してみたいと思います。


撮影場所

東京都では、奥多摩のあたりの山の中に行かないと、なかなかきれいな星空を見ることができません。できるだけ都内に近く星空が撮影できる場所として、今回は高尾山に行って撮影することにしました。高尾山の場合は、山頂まで車で行くことができないので、登山を行わなければなりません。夜はケーブルカーも止まっているので、自力で登らなければならなくて大変ですが、行ってみることにしました。

高尾山の山頂は広場のようになっています。街の明かりが見える方向と反対側の山側の空に浮かんでいる星を撮影することにして、カメラをセッティングして手動でピントを調節。撮影を開始します。

撮影設定 シャッタースピード固定のマニュアルモード

星空を撮影する際も、昼間の雲の流れる様子を撮影するのと同じで、明るさ(暗さ?)が変わらないので、シャッタースピード固定で撮影します。ただ、昼間と違うのは、暗い中で撮影するため、設定内容によっては、開放時間が非常に長くなり、インターバル間隔も長くなってしまいます。

今回は、以下の設定で撮影してみました。
シャッタースピード:6秒
ISO値:640
f値:3.5
インターバル:10秒
撮影モード:マニュアルモード
の設定で撮影スタート。

撮影した画像

今回は東京の高尾山で撮影しましたが、ほぼ満月に近い月が出ていて空が少し明るく、あまりいい撮影状況ではありませんでした。高尾山くらいでは、街に近いので月がなくても少し明るくて星は見えづらいのですが…。今回は高尾山で撮影しましたが、関東近県であれば、埼玉の秩父や千葉の銚子や九十九里の海岸、神奈川の丹沢湖などたくさんのスポットがあります。今度は別の場所でトライしてみたいと思います。


星空の撮影ではどうしても、露出時間が長くなり、インターバル間隔も長くなってしまいます。ということは、それなりの長さのタイムラプス動画を作成する場合には、撮影枚数が必要になりますので、撮影時間も長くなります。寒い季節では、長時間屋外でじっとしていなければなりませんので、対策が必要です。しっかり準備をすれば、比較的簡単に撮影できる被写体なので、ぜひトライしてみてください。

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